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2017.01
08
Category : トリップ
<作品> 「聖女の、遺産」 *完結済み*
<作者> 六つ花 えいこ さま
<リンク> 「小説家になろう」さま

<作者さま作品紹介より>
天涯孤独の身となった奈枝は、祖母の花嫁箪笥の引き出しから――なんと異世界に辿り着いてしまった。
そこで、セイクリッドと名乗る天邪鬼な少年と、出会い、別れ、そして。
彼女は今日も、引き出しを開ける。
「やっほう、セイ君。大きくなったねぇ」
お土産は、飴と、笑顔と、溢れんばかりの愛。

面白いなあ・・・と思ったら、やはりこの方の作品でした。
「世界を救った姫巫女は、」「聖女の、妹」の作者さまです。

最初にあらすじを読んだ時点では、まさかそういう流れになるとは・・・と読み違えてしまうのです。
会話のテンポもよく、登場人物も生き生きとしていて楽しいです。なのに、どこか物悲しいとでもいいましょうか、じれったさにキューンとしつつも、切ない。
メリハリがきいていて、起承転結をとても上手に組み立てられる作者さまなのだなあといつも感じています。
しかも今回は、登場人物の誰もが魅力的に描かれています。
私個人的には、特にセイ君こと、セイクリッド。やっぱりヒーローですしねぇ・・・。

ヒロインである奈枝側からでも彼の心情は読み取れますが、やはり彼の視点からですと趣が異なります。とても深いのです。
そして奈枝の側からでは知ることのできない、彼女の不在時のセイ君について、セイ君の部下であるウィルの言葉からうかがい知ることができます。彼の言葉は、読み手であるこちらが罪悪感を覚えてしまうほどの鋭さ。
奈枝のキャラクターも非常に好感が持てて、最初から最後まで楽しく読めました。ああ、もったいないけど、読み終わってしまいました。

更にその後、どうなったのだ~、と番外編を欲してしまうのですが、番外編がないのも余韻があって、たまらん。

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