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2016.05
08
Category : 恋愛
<作品> 「この道の先に」 *完結済*
<作者> 奏多悠香 さま
<リンク> 「小説家になろう」さま

<作者さま作品紹介より>
――道がなくなってしまった。これまで歩いてきた道も、これから歩むはずだった道も。 

戦ですべてを失いかつての敵の下で働くニラは、ある日落し物を拾う。拾った場所もさることながら、落とし主はニラの故郷を滅ぼした、まさにその人で……
家族や故郷への愛情、優しくて苦い記憶、捕虜としての立場の狭間で揺れるニラ。悩み苦しみながら「前を向くこと」の意味を問い続けた先にあるものとは――
 
※内容はシリアスですが、恋愛面のドロドロ展開にはなりません。
※主人公の仕事内容の関係で、お食事しながら読むのはあまりオススメしません。

ネット小説大好き」さまでこちらの作品を知りました。

翌日は仕事にも関わらず読み始めてしまい、途中で止められなくなり読破。
読み終えて思い出した作品が、”仇を愛することができるか?”がテーマでもあった、蒼井りゅうさまの「王の帰郷」でした。
物語も登場人物も設定のいずれにも似た要素など一切ありません。むしろまったく異なるから、思い起こさせるのかも知れません。

戦争捕虜であるヒロインのニラがどう生きていくのか。
彼女が葛藤しつつも必死にいきていく姿は、物語の最初から読み手にはとても辛いことのように感じますが、彼女の周囲にいる人物がそろって魅力的であるだけに、辛いだけのものでありませんようにと願わずにはいられません。
征服者でもある敵国の皇子との交流によって、彼女の物語は進められていきます。
そしてこちらは、ニラの物語だけではありません。
複雑に織り込まれた複数の伏線が後半に差し掛かってどんどん明らかになっていき、誰もが葛藤し苦しんでいたのだという別の物語も見えてきます。

一見恋愛要素は薄いのですが、濃いです。

あの静かな語り口でここまでの熱を描ける作者さまには、ただただ、すごい、と思うしかありません。
読んでいて胸がきゅぅっとなるのがもう、切ないからなのか、辛いからなのか、萌えからなのかわからなくなります。


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